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運営指導で見られる書類を7サービスでくらべる — 179項目・のべ711点の全体像と、サービスごとに違うところ

2026-09-28書いた人: 茂呂史生(Happiter株式会社)
運営指導(旧称: 実地指導)で見られる書類は、サービスごとに国の一覧があります。成人の5サービスは厚生労働省の「集団指導・運営指導マニュアル」(令和8年6月)の別添「確認項目及び確認文書」(令和8年6月8日)、放課後等デイサービスと児童発達支援は、こども家庭庁・厚生労働省の通知の別紙(下線つきの「標準確認項目」)が根拠です。7サービスぶんを数えると、179項目・のべ711点。この記事は、その全体像と「どこが同じで、どこが違うか」を1枚にした目次です。くわしい表は各サービスの記事にあります。

7サービスの数字(項目・書類・頻度・いちばん重い項目)

サービス根拠と頁運営指導の頻度項目書類書類が多い項目記事
放課後等デイサービス児童通知 別紙 p.90〜1113年に1回以上(児童通知 p.4)35131放デイ計画の作成等 12、支援 9、苦情解決 9放デイの記事
児童発達支援児童通知 別紙 p.11〜403年に1回以上(同)35132児童発達支援計画の作成等 12、支援 9、苦情解決 9児発の記事
グループホーム(共同生活援助)別添 p.92〜973年に1回以上(マニュアル p.18)2297勤務体制の確保等 9、苦情解決 9、共同生活援助計画 7GHの記事
就労継続支援B型別添 p.76〜813年に1回以上(同)2288苦情解決 9、B型計画 7、非常災害対策 7B型の記事
就労継続支援A型別添 p.70〜753年に1回以上・新規は半年後を目途に初回(同)2288苦情解決 9、A型計画 7、非常災害対策 7A型の記事
就労移行支援別添 p.59〜64指定の有効期間に少なくとも1回・新規は3年以内(同)2288苦情解決 9、就労移行支援計画 7、非常災害対策 7就労移行の記事
生活介護別添 p.30〜35指定の有効期間に少なくとも1回・新規は3年以内(同)2187苦情解決 9、生活介護計画 7、従業者の員数 7生活介護の記事
合計179711

「頻度」は運営指導の実施の考え方(マニュアル p.18/児童通知 別添1 p.4)。過去の指導や通報で重大な問題が疑われる場合は優先して行われます。見られる利用者の記録は原則3名以内です(マニュアル p.20)。通知が来てからの流れ(事前通知・自己点検・当日・監査への切替)は総論の記事にまとめています。

出典: 厚生労働省「指定障害福祉サービス事業者等に対する集団指導・運営指導マニュアル」(令和8年6月)p.18・p.20/別添「確認項目及び確認文書」(令和8年6月8日)[PDF]/こども家庭庁・厚生労働省「指定障害児通所支援事業者等の指導監査について」別紙(標準確認項目)。数は各記事で数えたもの

7サービスに共通する骨格は4つ

  1. 計画の手続き: アセスメント→原案→会議→説明・同意→交付→モニタリング→6か月ごとの見直し→変更時は同じ手続き。成人5サービスは書類7点・確認ポイント11個で共通、児童2サービスは12点。どのサービスでも、いちばん指摘が出やすいところです
  2. 委員会・指針・研修の3点セット: 身体拘束等の禁止、虐待の防止、衛生管理(感染症)、業務継続計画(BCP)、非常災害対策。「指針はあるが委員会を開いていない」「研修はしたが記録がない」が一度に見つかります
  3. 苦情解決の9点: 苦情受付簿、重要事項説明書の記載、契約書、掲示物、対応記録、対応マニュアル、改善の記録、行政への報告書、運営適正化委員会への対応記録。7サービス全部で9点です
  4. 人と勤務: 勤務実績表・出勤簿・資格証・勤務体制一覧表と、利用者数(前年度平均、新規は推定)の算定資料で、人員基準を計算し直されます

サービスごとに違うところ(ここだけ別に点検する)

出典: 各サービスの別添・別紙。くわしい項目と書類は各記事の表を見てください

複数のサービスを運営している事業所の点検の順番

  1. まず共通の4つの骨格を法人でそろえる(計画の手続きの型、3点セットの指針・議事録・研修記録、苦情の9点、勤務の4点)。1つの型で全事業所に効きます
  2. 次にサービスごとの違いだけを事業所ごとに足す(児童系の安全計画・装置、GHの費用内訳と夜間、就労系の一覧の外、生活介護の区分と単位)
  3. 加算の要件の書類は、どのサービスでも一覧の外で別に求められます(マニュアル p.22)。請求している加算ごとに、要件を示す書類を1枚ずつ用意する
  4. 見つかった不備は「今日わかった」と正直に記録して、今日から直す。さかのぼって作らない
この順番と分け方はHappiterの提案です。届いた通知と指定権者の案内が優先します。
この記事の内容を、そのまま点検に使う
運営指導の自己点検チェックリスト(7事業のタブ)。この記事の全項目を、スマホで上から点検して、要改善だけToDoにできます(根拠の条文つき)。
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「通知が来てから当日までの段取り表」と「確認される書類の一覧(7サービス)」。この記事の179項目・711点を、印刷して使える表にしたものです。
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茂呂史生
茂呂史生 Happiter株式会社 代表。2005年から訪問介護・放課後等デイサービス・グループホーム・就労支援を自分の手で立ち上げ、4社を経営。著書『世界を変える子どもたち』。

この記事は、国の公表資料をもとにHappiter株式会社が要約したものです。制度の適用は自治体・指定権者の判断が優先します。誤りを見つけた方は お問い合わせ からお知らせください。