虐待防止委員会 議事録のひな形(Word・記入例つき)
虐待防止委員会の議事録テンプレート(Word・無料)です。国の手引きの流れに沿った議事録の欄に、記入例・研修実施記録・年間チェック表をつけました。委員会・研修とも年1回以上という減算の要件と、運営指導で見られる3点の書類に合わせています。
議事録のひな形(Word)を受け取る(無料)
議事録(空欄・記入例)・研修実施記録・年間チェック表の Word ファイル。メールアドレスを入れると、その場でダウンロードのボタンが出ます。
ひな形のダウンロード先が、Happiter株式会社(代表 茂呂史生)からすぐメールで届きます。制度改定と道具の新着のお知らせ(月2回まで)も届きます。止めたい時は、届いたメールに返信するだけです。
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年1回以上、見られる書類は3点
基準省令は、委員会を定期的に開いて結果を従業者に周知すること・研修を定期的に行うこと・担当者を置くことを義務にしていて、減算の要件では委員会・研修とも1年に1回以上です。運営指導では、委員会議事録・研修を実施したことが分かる書類・担当者を配置していることが分かる書類の3点が見られます。このひな形は、その3点がそろうように作っています。
出典: 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準(平成18年厚生労働省令第171号)第40条の2(各サービスで準用。e-Gov法令検索 https://laws.e-gov.go.jp/law/418M60000100171)、児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準(平成24年厚生労働省令第15号)第45条第2項(https://laws.e-gov.go.jp/law/424M60000100015)、厚生労働省「指定障害福祉サービス事業者等に対する集団指導・運営指導マニュアル」別添「確認項目及び確認文書」(令和8年6月)PDF p.6(https://www.mhlw.go.jp/content/260608-22.pdf)
このひな形に入っているもの(Word・6つ)
| 番号 | 中身 | 使う時 |
|---|---|---|
| 1 | 使い方(3つの措置・年1回以上・見られる3点を1枚に) | はじめに |
| 2 | 議事録(空欄) | 委員会を開いた日 |
| 3 | 議事録の記入例(架空の放課後等デイサービス) | 迷った時 |
| 4 | 研修実施記録(空欄・欠席者のフォローと新規採用者の欄つき) | 研修をした日 |
| 5 | 年間チェック表(委員会・研修・新規採用者の研修・担当者×12か月) | 年度の初め・毎月 |
| 6 | 根拠の一次資料(名称・ページ・URL) | 確かめる時 |
Word なので、欄の文字の書き換えや行の追加は自由です。Googleドキュメントでも開けます。記入例はすべて架空で、実在の事業所・人物とは関係ありません。
使い方(4つの手順)
- 年度の初めに: 年間チェック表に、委員会と研修を開く月を「予」と書き込みます。虐待防止担当者の氏名と、運営規程・重要事項説明書への記載もここで確かめます
- 委員会を開いたら: 記入例を見ながら議事録に書きます。②は原因と対策を3つに分けて、担当と期限も書きます
- 結果を伝える: 職員会議や回覧で従業者に周知し、⑦に方法と日を、回覧の確認欄に読んだ人を残します
- 研修をしたら: 研修実施記録に、欠席者へのフォローと、その年度に採用した職員が受けた日まで残します
議事録の欄(国の手引きの流れに沿って)
手引きが示す委員会の流れと、虐待防止委員会の議事録の書き方で整理した7項目を、そのまま欄にしています。
- 開いた日・方法・出席者: 対面かオンラインか、身体拘束適正化検討委員会と一体で開いたか。管理者と虐待防止担当者の出席の確認欄と、外部の委員(任意)の欄
- ① 報告されたこと: チェックリストの集計、事故・ヒヤリハット、不適切な対応の事例、苦情・相談、職員の労働環境やストレスの状況
- ② 分析と決めたこと: 原因と対策を「経営者と一体で取り組むもの」「委員会・部署で取り組むもの」「職員個人で取り組めるもの」に分け、担当・期限・済の欄
- ③ 研修の計画: 年間計画の作成と見直し
- ④ 前回の対策の効果
- ⑤ 今回扱った委員会の役割: 虐待防止のための計画づくり、チェックとモニタリング、発生後の検証と再発防止策の検討
- ⑥ 身体拘束等の適正化: 一体で開いた場合の議題
- ⑦ 従業者への周知: 方法と日、欠席した職員・非常勤の職員への伝え方、回覧の確認欄
- 次回の開催予定・記録者・管理者の確認
出典: 厚生労働省・こども家庭庁「障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と対応の手引き」(令和6年7月)PDF p.21〜22(委員会の3つの役割・対策を3つに分けて検討)・p.42(身体拘束等の適正化を虐待防止委員会で検討してよい)(https://www.mhlw.go.jp/content/001282170.pdf)
研修実施記録と年間チェック表
研修実施記録は、実施日と時間・研修名・内部か外部か・形式・講師・教材・内容の要点・参加者に加えて、欠席者と後日のフォロー(録画の視聴・伝達研修など)と、その年度に採用した職員が受けた日の欄を用意しました。解釈通知は、新規採用の時には必ず研修を行うことが重要で、研修の実施内容を記録することが必要としています。
年間チェック表は、委員会(年1回以上)・研修(年1回以上)・新規採用者の研修・担当者の配置の4行×12か月です。予定の月に「予」、実施した月に「済」と日付を書けば、1年分が1枚で見えます。委員会と研修の年間の予定を先に組みたい時は、義務研修・委員会 年間計画メーカーも使えます(登録なし)。
出典: 岡山市「虐待防止に係る取組みの義務化」p.1〜3(解釈通知の抜粋 https://www.city.okayama.jp/cmsfiles/contents/0000035/35572/202209gya.pdf)、厚生労働省「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する費用の額の算定に関する基準等の制定に伴う実施上の留意事項について」新旧対照表(令和8年度改定)PDF p.39〜40(https://www.mhlw.go.jp/content/001705650.pdf)
記入例の抜粋(架空の事業所)
架空の「〇〇放課後等デイサービス」の、令和8年度 第2回の議事録から抜き出しました。
- 開催: 令和8年7月15日(水)18:00〜18:45。対面とオンラインの併用。身体拘束適正化検討委員会と一体で開催
- 出席者: 管理者A、児童発達支援管理責任者B(虐待防止担当者)、児童指導員C、保育士D、外部の委員E(オンライン)
- ① 報告: 職員のセルフチェック(全8名)で「送迎の出発前に、子どもを急かす強い口調で声をかけたことがある」が3名。夕方の送迎準備と記録が同じ時間に重なり、慌ただしいという声が複数
- ② 経営者と一体で取り組むもの: 出発準備を10分早く始められるよう、勤務の組み方を見直す(担当 管理者A・8月末まで)
- ② 委員会・部署で取り組むもの: 9月の研修で「グレーゾーンの声かけ」の事例検討を行う(担当 B・9月の研修)
- ② 職員個人で取り組めるもの: 声かけの言いかえ例を1枚にまとめ、各自が読んで確認欄に記入(全職員・7月末まで)
- ⑦ 周知: 7月17日の職員会議で説明。欠席した非常勤の職員2名には議事録を回覧し、確認欄に記入してもらう
押さえておくこと(根拠つき)
| 決まり | 中身 | 根拠 |
|---|---|---|
| 3つの措置 | 委員会を定期的に開いて結果を従業者に周知・研修を定期的に行う・担当者を置く(令和4年4月から義務) | 基準省令 |
| 回数 | 減算の要件では、委員会・研修とも1年に1回以上 | 留意事項通知 |
| 減算 | どれかが欠けると、事実が生じた月の翌月から改善が認められた月まで、利用者全員について所定単位数の100分の1 | 留意事項通知 |
| 開き方 | テレビ電話装置等で開ける。管理者と虐待防止担当者が参画していれば最低人数は問わない。法人単位でも置ける | 基準省令・手引き |
| 見られる書類 | 委員会議事録・研修を実施したことが分かる書類・担当者を配置していることが分かる書類 | 確認文書 |
出典: 基準省令 第40条の2(前掲)、実施上の留意事項について 新旧対照表(令和8年度改定)PDF p.39〜40(前掲)、こども家庭庁「児童福祉法に基づく指定通所支援及び基準該当通所支援に要する費用の額の算定に関する基準等の制定に伴う実施上の留意事項について」新旧対照表(令和6年度改定)PDF p.34〜35(https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/253aba4f-3ce0-4aa1-a777-3d42440f1ca2/442611ad/20240401_policies_shougaijishien_shisaku_hoshukaitei_08.pdf)、手引き PDF p.18・21(前掲)、確認項目及び確認文書 PDF p.6(前掲)
あわせて使う記事と無料の道具
- 虐待防止委員会の議事録と研修の記録(国の手引きで整理): 委員会の3つの役割、残す項目の理由、指摘されやすい例
- 虐待防止3点セット かんたん整備: 議事録・研修記録・体制表(掲示用)をブラウザで作って印刷(登録なし)
- 義務研修・委員会 年間計画メーカー: 委員会と研修の年間の予定を、年度の1枚に
- 未実施減算4種(虐待防止・身体拘束・業務継続計画・情報公表): 何をしていないと減算になるか。30秒の自己点検つき
このひな形は国と自治体の公表資料をもとにHappiter株式会社が作った下書き用の様式です。提出の様式・記録の扱いは、所在地の指定権者(都道府県・市)の指示が優先します。
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このページとひな形は、国と自治体の公表資料をもとにHappiter株式会社が作ったものです。提出の様式・記録の扱いは、所在地の指定権者の指示が優先します。誤りを見つけた方は お問い合わせ からお知らせください。
