放課後等デイサービス・児童発達支援の事業所数 都道府県ランキング(2026年3月末) — 子ども1,000人あたりで見ると、いちばん多い県と少ない県で3.6倍
「うちの県は放デイが多いのか、少ないのか」。開設を考える時、経営者が最初に知りたい数字なのに、まとまった表がありません。そこで、国の公開データ(障害福祉サービス等情報公表システムのオープンデータ・2026年3月末)から、47都道府県の放課後等デイサービス(放デイ)と児童発達支援(児発)の事業所数を数え、住民基本台帳の0〜19歳人口(令和8年1月1日)で割って、子ども1,000人あたりの事業所数にしました。事業所番号の数なので、利用者数・空き・定員は分かりません(最後に「分からないこと」をまとめています)。
全国では放デイ24,822・児発16,878。子ども1,000人あたり1.29と0.88
2026年3月末の事業所番号の数は、放デイ24,822、児発16,878。0〜19歳の人口19,228,249人で割ると、子ども1,000人あたり放デイ1.29、児発0.88です。半年(2025年9月末→2026年3月末)で、放デイは+1,283・-429(差し引き+854)、児発は+1,064・-318(差し引き+746)。増減は事業所番号の突き合わせなので、移転や番号の変更も「減って増えた」に数えます。
出典: 厚生労働省 障害福祉サービス等情報公表システム オープンデータ(2026年3月末時点の事業所一覧)/総務省 住民基本台帳に基づく人口(令和8年1月1日・年齢別)。Happiter株式会社が集計・加工(公共データ利用規約 PDL1.0)
都道府県ランキング(放デイの子ども1,000人あたりで並べた)
| 順位 | 都道府県 | 放デイ 事業所 | 子ども1,000人あたり | 児発 事業所 | 子ども1,000人あたり | 半年の増減(放デイ | 児発) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿児島県 | 626 | 2.39 | 478 | 1.82 | +27/-6 | +27/-8 |
| 2 | 北海道 | 1,429 | 2.08 | 1,209 | 1.76 | +51/-15 | +55/-12 |
| 3 | 沖縄県 | 627 | 2.01 | 492 | 1.58 | +69/-29 | +56/-26 |
| 4 | 佐賀県 | 248 | 1.80 | 161 | 1.17 | +8/-0 | +4/-1 |
| 5 | 大阪府 | 2,420 | 1.78 | 2,201 | 1.62 | +157/-66 | +153/-54 |
| 6 | 長崎県 | 360 | 1.77 | 216 | 1.06 | +19/-0 | +21/-3 |
| 7 | 大分県 | 300 | 1.75 | 195 | 1.14 | +15/-2 | +14/-2 |
| 8 | 奈良県 | 344 | 1.72 | 265 | 1.33 | +17/-3 | +9/-3 |
| 9 | 徳島県 | 175 | 1.72 | 165 | 1.62 | +5/-5 | +7/-5 |
| 10 | 広島県 | 711 | 1.61 | 324 | 0.73 | +19/-11 | +10/-5 |
| 11 | 熊本県 | 466 | 1.60 | 266 | 0.91 | +8/-4 | +9/-2 |
| 12 | 福岡県 | 1,374 | 1.58 | 713 | 0.82 | +69/-10 | +45/-7 |
| 13 | 宮崎県 | 264 | 1.49 | 132 | 0.75 | +22/-3 | +12/-0 |
| 14 | 栃木県 | 421 | 1.47 | 254 | 0.89 | +18/-3 | +17/-4 |
| 15 | 兵庫県 | 1,221 | 1.42 | 753 | 0.88 | +58/-14 | +44/-9 |
| 16 | 愛媛県 | 275 | 1.42 | 140 | 0.72 | +9/-3 | +4/-2 |
| 17 | 青森県 | 225 | 1.42 | 130 | 0.82 | +8/-4 | +10/-1 |
| 18 | 群馬県 | 394 | 1.37 | 203 | 0.71 | +18/-10 | +12/-3 |
| 19 | 静岡県 | 726 | 1.34 | 357 | 0.66 | +39/-18 | +32/-5 |
| 20 | 茨城県 | 560 | 1.31 | 357 | 0.83 | +51/-7 | +33/-6 |
| 21 | 福島県 | 336 | 1.31 | 220 | 0.86 | +25/-7 | +20/-8 |
| 22 | 島根県 | 134 | 1.31 | 47 | 0.46 | +3/-4 | +2/-3 |
| 23 | 愛知県 | 1,628 | 1.30 | 1,198 | 0.96 | +80/-34 | +64/-24 |
| 24 | 高知県 | 121 | 1.29 | 67 | 0.71 | +6/-2 | +4/-2 |
| 25 | 岐阜県 | 392 | 1.28 | 240 | 0.79 | +12/-5 | +10/-4 |
| 26 | 山梨県 | 151 | 1.26 | 77 | 0.64 | +3/-0 | +2/-1 |
| 27 | 三重県 | 335 | 1.24 | 244 | 0.91 | +17/-11 | +11/-10 |
| 28 | 和歌山県 | 160 | 1.21 | 121 | 0.92 | +13/-3 | +11/-4 |
| 29 | 宮城県 | 393 | 1.17 | 199 | 0.59 | +22/-7 | +18/-2 |
| 30 | 岡山県 | 348 | 1.17 | 280 | 0.94 | +14/-8 | +10/-2 |
| 31 | 千葉県 | 1,111 | 1.16 | 902 | 0.94 | +37/-26 | +40/-18 |
| 32 | 福井県 | 135 | 1.12 | 59 | 0.49 | +5/-0 | +2/-0 |
| 33 | 山口県 | 210 | 1.09 | 138 | 0.72 | +2/-4 | +5/-2 |
| 34 | 岩手県 | 174 | 1.09 | 100 | 0.62 | +5/-4 | +6/-0 |
| 35 | 埼玉県 | 1,220 | 1.08 | 894 | 0.79 | +100/-18 | +69/-12 |
| 36 | 富山県 | 158 | 1.08 | 86 | 0.59 | +3/-12 | +5/-5 |
| 37 | 石川県 | 186 | 1.07 | 147 | 0.85 | +15/-0 | +10/-0 |
| 38 | 滋賀県 | 256 | 1.04 | 119 | 0.48 | +13/-1 | +10/-1 |
| 39 | 鳥取県 | 89 | 1.04 | 48 | 0.56 | +1/-0 | +0/-0 |
| 40 | 京都府 | 385 | 1.02 | 171 | 0.45 | +18/-4 | +11/-1 |
| 41 | 山形県 | 148 | 1.02 | 88 | 0.61 | +7/-2 | +8/-0 |
| 42 | 秋田県 | 112 | 1.01 | 51 | 0.46 | +5/-2 | +5/-1 |
| 43 | 神奈川県 | 1,393 | 1.00 | 970 | 0.69 | +88/-34 | +73/-32 |
| 44 | 長野県 | 300 | 0.97 | 159 | 0.52 | +3/-1 | +3/-2 |
| 45 | 新潟県 | 281 | 0.92 | 142 | 0.47 | +21/-0 | +11/-2 |
| 46 | 香川県 | 133 | 0.91 | 117 | 0.80 | +7/-5 | +7/-10 |
| 47 | 東京都 | 1,367 | 0.66 | 983 | 0.47 | +71/-22 | +73/-14 |
| — | 全国 | 24,822 | 1.29 | 16,878 | 0.88 | +1,283/-429 | +1,064/-318 |
「半年の増減」は 2025年9月末→2026年3月末 の事業所番号の増加数/減少数(放デイ/児発の順)。
出典: 同上。人口は都道府県内の市区町村(区を含む)の0〜19歳人口の合計
読み方: 多い県は鹿児島県・北海道・沖縄県、少ない県は東京都・香川県・新潟県
- 放デイが子ども1,000人あたりで多い5つ: 鹿児島県(2.39)、北海道(2.08)、沖縄県(2.01)、佐賀県(1.80)、大阪府(1.78)。全国平均1.29の1.4〜1.9倍
- 少ない5つ: 東京都(0.66)、香川県(0.91)、新潟県(0.92)、長野県(0.97)、神奈川県(1.00)。東京都は事業所数では1,367で全国6位ですが、子どもが2,078,856人いるので、1,000人あたりでは最下位です
- 半年で放デイが差し引きで増えた数が多い5つ: 大阪府(+157・-66)、埼玉県(+100・-18)、福岡県(+69・-10)、神奈川県(+88・-34)、東京都(+71・-22)。人口の多い都府県が上に来ます。「人口あたりが少ない=これから増える」の順に増えているわけではないので、自分の県の行で「多い・少ない」と「増えている・いない」を別々に見てください
- 児発は放デイより県ごとの差が大きく、子ども1,000人あたりで鹿児島県1.82から京都府0.45まで開きます。放デイに比べて児発が薄い(放デイ÷児発の比が大きい)のは島根県(2.8倍)、福井県(2.3倍)、京都府(2.3倍)で、未就学の受け皿が相対的に少ない形です
この読み方はHappiterの見方です。数字は事業所の数と人口の比率で、利用者数・空き・待機は含みません
この数字で分かること・分からないこと
- 分かる: 事業所番号の数、子ども1,000人あたりの密度、県の中での位置(市区町村ごとの数字は面談で出せます)、半年の増減
- 分からない: 利用者数・空き・待機、定員、加算の取得状況、指定権者の方針(新しい指定を止めているか=総量規制の有無)、市区町村の障害児福祉計画の見込量
- 開設の可否はここでは決まりません。「少ない=足りない」「多い=足りている」とは言えず、指定権者(都道府県・政令市・中核市)と市区町村の計画で確かめるものです。この表は「どこを、どの順で確かめるか」を決めるための最初の1枚として使ってください
使い方(開設を考えている方へ)
- 自分の県の行で、放デイ・児発それぞれの「子ども1,000人あたり」を全国平均(1.29/0.88)と比べる
- 「半年の増減」で、増えているのか止まっているのかを見る(増えていれば競合が増えている、止まっていれば指定が絞られている可能性の両方がある)
- 市区町村の数字(事業所数・人口あたり・県内の順位・人口が近い市との比較)は、面談で一緒に見られます。開設の場所と時期は、市の障害児福祉計画と指定権者の方針まで確かめてから決める
- 収益の目安は、収益シミュレーターで定員・稼働率・職員数を動かして、損益分岐の稼働率を先に知っておく
出典と加工: 障害福祉サービス等情報公表システム オープンデータ(2026年3月末)・住民基本台帳人口(令和8年1月1日)をHappiter株式会社が集計。数字の誤りに気づいた方はお問い合わせからお知らせください
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この記事は、国の公表資料をもとにHappiter株式会社が要約したものです。制度の適用は自治体・指定権者の判断が優先します。誤りを見つけた方は お問い合わせ からお知らせください。
